
とても切ないニュースで気になる出来事がありました。京都府の私立中学校・立命館でマラソン大会を完走した中学2年生の男子が心肺停止になってしまうという事故が発生しました。いったいなぜマラソン完走後に心肺停止となってしまったのか?原因と理由は?そして対処法はあるのか調べてみたと思います。特に中高年層の人には注意が必要でした。
マラソンで心肺停止
マラソンで心肺停止!
もしもそんな場面に出くわしたらパニックでしょう。
私の中でも記憶に新しい出来事は「東京マラソン」でタレントの松村邦洋さんが走行中に心肺停止で倒れてしまったという出来事ですね。
遡ってみたら2009年という事で結構前でしたね。
それにしてもあの時は緊急処置で「AED(自動体外式除細動器)」というものが活用され大きく話題にもなりました。
それ以降も実はマラソンで心肺停止に陥る人は発生件数こそ少ないものも実際に毎年数名いらっしゃるそうです。
今回の京都で発生した中学生の心肺停止事故もその一つですね。
29日午後、京都の私立・立命館中学校のマラソン大会で、2年の男子生徒が完走した後、心肺停止状態になり病院に搬送
「マラソン大会でゴールした後男子生徒が倒れました。意識と呼吸がないです」と立命館中学校の女性教員から消防に通報
ゴールした後に心肺停止・・・。
走行中も調子悪かったんでしょうか?
いったいどうしてそうなってしまったのか松村さんの件も含めて原因について探って見たいと思います。
原因や理由は?
マラソンで心肺停止になる原因は主に「心筋梗塞」「急性心不全」が原因なんだそうです。
これはマラソンだけに限らず他のスポーツでも起こり得る事なんだそうです。
心不全を引き起こす理由としては下記のことが考えられます。
・寒暖差などの環境によるもの
・ストレス(肉体的、精神的)
・睡眠不足の影響
・喫煙や飲酒によるもの
・肥満や高血圧など
松村さんの件を振り返ってみると確かに幾つか当てはまりますね。
しかし今回の中学生の場合はどうでしょうか?
未成年ですからさすがに喫煙と飲酒は無さそうですよね。
睡眠不足も当てはまりそうな気がしないですね。
体型についても今のところ分かりませんので何とも言えません。
となれば心不全に陥るリスクは低かった様にも思えます。
そうとなれば生まれつき心臓に負荷が掛かる体質だった可能生も?
果たしてリスクを抑える対処法は存在するのかも調べてみました。
対処法はあるのか?
大人になればなるほど運動する機会って減りますよね。
そして普段運動していないのにいきなり走ったり動いたりすれば心臓への負担も大きくなります。
では運動をするにあたって心不全などのリスクを回避する対処法とは?
必要な事が2つ有りました。
「ウォーミングアップ」「クーリングダウン(クールダウン)」
運動の前後には必ず準備運動やストレッチなどで心臓への負担を軽減する事が大切なんだそうです。
特に激しい運動であればその分心臓へ負担は大きくなりますので時間を掛けゆっくりと行うと効果的なんだそうです。
ウォーミングアップをサボったり、クーリングダウンを忘れたりしないようにリスク回避をしましょう。
まとめ
という事でマラソンで心肺停止の事故について触れて見ました。
命に関わる大切な事なので準備運動やストレッチを軽く思わずしっかりと行う事が大事でしたね。
特に中高年層には色々と守るべきものも多いと思いますので十分注意して下さい。
以上参考にして見て下さい。