
大分県と福岡県、更には島根県に大雨特別警報が発令され非常事態となっています。正直今まで聞いた事の無い警報なだけにイマイチ様子が分からなかったのですがテレビから「命を守る行動を取って下さい」と音声が流れるとかなり厳しい状況である事が伺えます。ではそんな大分と福岡の被害の様子を振り返りながら大雨特別警報を確認して行きましょう。線状降水帯という事が原因なんだそうですがいったいどうゆうものなんでしょうか?
大雨特別警報とは?
今までに聞いた事のない「大雨特別警報」ですがどうやら調べてみるとこれまでに経験の無い「数十年に一度」というクラスの雨量が予想されると発令されるそうです。
実際に福岡や大分では夜になっても雨脚が止まず降り続いている地域もあり大変危険な状況です。
一部の地域では避難勧告も発令され安全な場所への避難を促しています。
更には山付近では崖崩れや河川部では床上浸水など被害が相次いでいます。
福岡県の朝倉市ではコレまで雨量が500ミリを超えたそうです。
正直そんな雨聞いた事ないですよね。
いったい異常気象はいつまで続くのか正直分からないですがなぜそんなに雨が降るのでしょうか?
線状降水帯
どうやら今回の連続して降る雨については線状降水帯と呼ばれる事が影響しているそうです。
日本付近に停滞する梅雨前線に向かって、太平洋高気圧の縁をなぞるように南から非常に湿った空気が流れ込み、福岡県などで雨雲が発達。5日正午ごろから線状降水帯になった。前線の北から入る乾いた風と合流して身動きが取れず、長時間にわたって福岡県朝倉市などに猛烈な雨を降らせた。
昨夜からけさ7時までの中国地方の雨雲の様子です。
島根県では、「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかり、大雨となっています。 pic.twitter.com/6kcCeZEcdK— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2017年7月4日
湿った空気が梅雨前線へ向かって流れてくる限りずっと雨が続く様です。
現在も福岡県で雨が弱くなったり強くなったりと降り続けているそうです。
被害状況が凄い
現在までに分かっているだけ多くの被害が上がって居ます。
SNSでも常に注意を呼びかけているそうですが被害状況の一例を確認して見ましょう。
行方不明
福岡県の朝倉市では現在までに6人が行方不明となっており安否の確認が出来ていないそうです。
実際に家が流されてしまったという報告も入っていますので土砂災害や河川の氾濫が主な原因な様です。
電波障害
また同じく福岡県の一部で午後7時30分頃に携帯電話が通じないという状況に陥ったそうです。
記録的な大雨による影響で電波障害が発生した可能生があるとしています。
西鉄バス
安全面で不安がありつつも西鉄バスは通常運行しておりバス車内まで濁流が押し寄せてきている様子がSNSで拡散されています。
え、、、まって。お母さんから送られてきたんだけど、朝倉のみんな本気で大丈夫?西鉄バスが、、、、。 pic.twitter.com/9QV6wwtouk
— ASAMI (@wd_ariel) 2017年7月5日
バスごと流されてしまわないか心配ですね。
まとめ
という事で大分県や福岡県の被害の様子を纏めて見ました。
まだまだ翌朝にかけ断続的に雨が続くそうなので夜間も注意が必要ですね。
以上参考にしてみて下さい。