
何やら気になるニュースが大阪で起きていました。美しい鳴き声が特徴のメジロを違法に飼育した可能性があるという事で50代から80代の男性12人が家宅捜索を受けていたそうです。えっ?メジロって勝手に飼育しちゃいけないの?ちょっと知らなかった。どうやら鳥には鳥獣保護法というものがあるそうです。せっかくなので鳥獣保護法について調べてみたいと思います。更にメジロは「鳴き合わせ」という楽しみ方があるとの事ですがいったい鳴き合わせとは?
メジロは飼育禁止
緑がかった背と暗褐色の羽と目の周りの白い輪が特徴的な鳥です。
目の周りが白いという事から『目白=メジロ』と名付けられたそうです。
そんなメジロは現在飼育禁止の野鳥なんです。
環境省は2012年4月からメジロの飼育(愛玩飼養)を目的とした捕獲を原則許可しないことを発表した
出典:Wikipedia
いつの間に?
なんか小さい頃に親戚の家でメジロ飼っているの見たんですけどね。
20年以上も前の事ですが・・・。
でもそんなメジロを飼育禁止にする鳥獣保護法とは何なのでしょうか?
鳥獣保護法とは?
日本国内における鳥獣の保護及び管理と狩猟の適正化を図る目的の法律だそうです。
簡単言うと地球を守る為に食物連鎖以外の過度な狩猟は控えましょうという事になりますね。
自然は人間のものではありませんので鳥類や哺乳類の環境を守る為にある意味作られました。
鳥獣保護法とは限りある資源を大切に共有するってなんだがとんでもないスケールの話だったんですね。
鳴き合わせって何?
鳥獣保護法が施行された背景には「鳴き合わせ」による密猟が相次いだとも言われています。
そもそも鳴き合わせって何なのでしょうか?
どうしてメジロが密猟されるのでしょうか?
メジロは良い声で囀るため、古くから和鳥として飼われてきたが、特に江戸時代からメジロを鳴き合わせる(競争)道楽の対象となり現在に至っている。
現在も西日本を中心に、鳴き合わせの「愛鳥会」があり、定期的に会合が行なわれている。会では囀りの優劣を競い、優勝した個体には賞金が出るとともに「横綱」といった称号も与えられ、ときには高値で取引される。出典:Wikipedia
調べて見るとどうやらメジロの鳴き声をビジネスとしてお金絡みが原因だったんですね。
大阪のメジロ飼いの摘発はお金が絡んでいたんだろうな…
— みかりんななな@こんぶの喪中 (@mikarinnanana) 2017年5月10日
まとめ
という事でメジロの飼育禁止の理由や鳴き合わせについて調べてみました。
本来は鳴き声を楽しむはずだった野鳥がいつの間にかビジネスになったしまったせいでこうした事件が発生してしまうんですね。
以上参考にしてみて下さい。