
皆さんはタウシュベツ川橋梁をご存知でしょうか?ちょっと聞いた事に無い名前なのでどこに有るのか気になりますよね。実はこの時期にのみ全景を現わすと言われる幻の橋は北海道にありました。名前からして外国だと思った人も多いのでは無いでしょうか?せっかくなので場所についても詳しく見て見ましょう。更に今このタウシュベツ川橋梁は崩落の危機にある様です。いったいどんな理由なのでしょうか?さっそく迫ってみたいと思います。
タウシュベツ川橋梁とは?
タウシュベツ川橋梁?
ちょっと聞いた事の無い橋だけどいったいどんな橋なのでしょうか。
疑問に思い調べて見るとなんと素晴らしい景色!
こんな橋があったんですね。
まずは実物を見てみましょう!
北海道上士幌町の糠平湖にあるコンクリート製アーチ橋。名称に関しては「川」を省略したタウシュベツ橋梁という通称が近年見られるようになったが、鉄道橋としての本来の正式名称ではなく、また上士幌町や保存会も正式名を継承している。
出典:Wikipedia
アーチ状のコンクリートは古代ローマの遺跡を思わせる雰囲気でメガネ橋とも言われているそうです。
ちょうどこの季節は雪も無く近くまで行って現物が見られるツアーが人気という事です。
隠れた人気スポットは1年をこんなサイクルで表情を変えていました。
3月 – 5月頃:ほとんど水位ゼロとなり、橋梁全体が見渡せる。湖底には、ダム湖建設の際に切り倒された木の切り株が見える。
5月 – 6月頃:雪融け水が流入するため、徐々に水位を上げ、橋梁の下半分が水に覆われる。「めがね橋」に見える可能性あり。
6月 – 9月頃:さらに水位を上げ、7 – 9割が水に覆われて線路敷設部周辺のみが覗く。若干の勾配があることが、観察できる。
9月 – 12月頃:大雨が降るなどすると、完全に水没することもある。
12月 – 3月頃:氷が張る。発電用に水を抜くため、日に日に水位(氷面)が下がり、氷面を突き破って橋梁が現れる。冬期は一貫して水位が下がっていく。出典:Wikipedia
これからの季節は水位が上がり夏場には湖の中に消えてしまうそうです。
こういった事もありまさに幻の橋という事で期間限定のスポットとなっているそうです。
場所はどこ?
では一体こんな素晴らしい景色の橋はどこにあるのか?
地図で調べてみると北海道の中央付近にある糠平湖の中にありました。
【詳細】
北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷 大雪山系
たしかにグーグルアースでは完全に隠れてしまってますね。
崩落危機の理由は何?
そんなタウシュベツ川橋梁が現在崩落の危機にあっています。
では崩落の理由は何なのでしょうか?
2003年には十勝沖地震により中央部が一部崩落してしまいました。
しかし今回は昨年の台風が原因との見方が強まっています。
昨年は例年より湖の水位が高かったとの事で冬場に凍った湖が橋を傷付けてしまったそうです。
自然災害という事で残念ですがこうした崩落が見られ長くは持たないという意見も出ています。
もしかしたらあと数年で見納めという処置が取られる可能性もあります。
まとめ
という事でタウシュベツ川橋梁について調べてみました。
しかし日本にこんな隠れた名スポットがあったなんて知らなかった!
何とか修復とか出来ないのかな?
完全に崩落する前に何とかして残して欲しいですね。
以上参考にしてみて下さい。