
WBC二次ラウンドのオランダ戦の死闘を制し更にはキューバ戦も見事な逆転劇で勝利し勢いのある侍JAPANですがいよいよ今大会のダークホース『イスラエル』と対戦します。一次ラウンドを3戦全勝で突破し予想外の出来事とまで言われ強さの秘密はどうやら登録選手のほとんどがユダヤ系のアメリカ人が多数でした。つまり第二のアメリカと言っても過言では無さそうです。そんなイスラエル戦のみどころは?誰に注目してキーマンは誰なのか?についても個人的見解で迫って行きたいと思っています。
イスラエル代表とは?
イスラエル代表を掘り下げて見るとどうやら28人中27人がユダヤ系アメリカ人となっていて中には今回のWBCで初めてイスラエルに来たという人も居るらしいです。
WBCのルール上『出生地』『国籍』『両親』などがイスラエルであれば問題無いという事ですがちょっとどうなのかな?ってなりますね。
しかしルールを破っている訳では無いので今更何を言ってもどうすることも出来ませんね。
単純に話勝てば良いんですから!
そんなイスラエル代表は実は現役のメジャーリーガーは居ないそうですがマイナーリーグでプレーする人やメジャーを戦力外になった人が多数招集されています。
強さの秘密はこれだったんですね。
では見どころについてはどこが上げられるのでしょうか?
イスラエル戦のみどころは?
出典:Twitter
侍JAPANがイスラエル戦の先発投手に選んだのは『千賀滉大』投手です。
キューバ戦でリリーフ投手で出てくるのかな?と思っていましたがどうやら満を持して先発に抜擢されました。
千賀投手はこれまで『お化けフォーク』と呼ばれる落差の大きい変化球と150㌔を超えるストレートで三振を奪っているイメージですが今大会のWBC球と呼ばれるボールとの相性も良くスライダーが効果的です。
2ストライクと追い込めば得意のお化けフォークが炸裂しますがそれまでの早いカウントで勝負してくるイスラエル打線が予想されます。
イスラエル戦の一番のみどころは『誘い球』と言われるコーナーをついたボールでいかにファールを打たすかですね。
守りからリズムが作ることが出来れば攻撃に転じる事が出来るのでイスラエル戦は守備に注目です。
イスラエル戦のキーマンは?
イスラエル戦のキーマンは誰なんでしょうか?
やっぱり先発の千賀投手と言いたいところですが個人的にはこちらの選手に注目しています。
キャッチャーの『小林誠司』捕手です。
山田選手の先頭打者ホームランを含む1試合2HRや中田選手の3試合連続ホームランなど攻撃で華やかな場面があるのですが実は小林捕手が今大会目覚ましい活躍を見せてます。
捕手はリードと呼ばれる配球(どこにどんな球を投げるか?)などを常に考えて投手に要求します。
今回目立たない所ですが小林捕手のリードが光っていますね。
日本球界ナンバー1の呼び声が高い元ヤクルトスワローズの古田敦也さんも小林捕手のリードの巧さを評価していました。
古田さんも絶賛だが、今日の小林、リリーフ投手になってからのリード、冴えてる。凄い冴えてる。
石川の時は続けたのを被弾したりはあったが、リリーフで上がった平野、千賀、松井になってからね。
速い球と決め球一つの2種類の組み合わせの投手になってからは打者の裏を取れている。— しゅんまっはー (@Schunmacher) 2017年3月12日
つまりイスラエル戦のキーマンは相手の裏をつく配球を組み立てられる小林捕手がキーマンです。
ちなみに打撃でも好調で下位打線ですがチャンスでヒットを打ってくれますので今大会神ってる男は小林誠司で間違い無さそうです。
まとめ
イスラエル戦に敗れても決勝ラウンド進出は濃厚という状況ですが負けてもOKという事はありませんしそうゆう気持ちでプレーする事は今後を考えるとチームワークが悪くなるで勝って終わりたいところです。
もちろん2次ラウンドプールEの結果もかなり気になりますがその前にきっちり決勝ラウンド行きを決めておきたいですね。
以上参考にしてみて下さい。