
毎年節分の季節になると「今年の恵方(方角)はどっちだろう?」と悩む方が多いですよね?そんな悩みと恵方の素朴な疑問について触れていきたいと思い調べて見ると色々分かった事がありました。そして日本一番店舗数の多いコンビニ「セブンイレブン」と意外な関係がありましたのでそちらについてもご紹介して行きたいと思います。
「今年(2017年)の恵方は?」
ズバリ今年2017年の恵方は「北北西やや右」という事です。
やや右って何だよ(笑)
たぶんそう思われた方は私だけではないと思います。
北北西という事ですの簡単に言うとほぼ北方面ですね。
そしてこの毎年ランダムに思える方角には実は計算されて出されたって知っていましたか?
つまり何年先も既に方角は決まっているんです。
恵方の方角について
恵方については古代中国から伝わったとされる「十干」という木・火・土・金・水からなる五行思想を陰と陽に当てはめた物でり10種類に分かれます。
そしてその10種類が甲乙丙丁戊己庚辛壬癸となる訳です。
しかし、なんのこっちゃさっぱり分からんと思う人が私以外にも多い様ですので画像を見ると何となく分かってきます。
出典:Wikipediaより
要するに毎年どこかの方角が吉となるというのはこうゆう事だったんですね。
そうすると今年のやや右の意味も何となく分かってきましたね。
恵方はなんと4つの方角を5年周期で一巡していたんです。
なので恵方は「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」しかありません。
今度はそれを分かりやすくまとめるとこうなります。
出典:Wikipediaより
「南南東」の頻度が多いんですけど気にしなくて良いそうです。
これで安心恵方一覧早見表
恵方について一通り説明しましたが方角だけ知りたいという方に簡易表を作ってみました。
【西暦】 【恵方】
2017年 北北西
2018年 南南東
2019年 東北東
2020年 西南西
2021年 南南東
2022年 北北西
2023年 南南東
2024年 東北東
2025年 西南西
2026年 南南東
2027年 北北西
2028年 南南東
2029年 東北東
2030年 西南西
2031年 南南東
2032年 北北西
2033年 南南東
2034年 東北東
2035年 西南西
これで一目瞭然ですね。
5年後は同じ方角という法則性ですね。
恵方巻きについて
皆さんが節分時期に良く食べている【恵方巻き】って実は大阪地方を中心として広まった習慣なんだそうです。
もともとは太巻き寿司を食べるイベントから始まったそうで厄払いや縁起物とされています。
また太巻きには7種類の具材を使用し商売繁盛や無病息災を願って七福神に因んだものなんです。
最近では細巻きや手巻き寿司なんかも有りあまりこだわりが無くなってきているという事実もあります。
セブンイレブンとの意外な関係
一般的に使用されている「恵方巻き」という名前なんですけれども実は大手コンビニチェーン店のセブンイレブンが1998年に発売した「丸かぶり寿司 恵方巻」が最初だった事が分かりました。
ちなみに1998年以前は「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻寿司」という呼び方をされていました。
まさかのコンビニの商品名がここまで浸透するとは誰も予想しなかったのでは無いでしょうか?
まとめ
しかし毎年本当に悩むのが食べ方なんですよね。
家族と無言で食べるのも寂しいしかと言って一気に食べると食べづらいし(途中で醤油付けたくなる)困ったもんです。
先ずは恵方を向いてしっかりと福を呼び込み食事は味わって食べたいところです。
以上参考にしてみて下さい。