
現在サッカーワールドカップロシア大会に向け出場権を争い各国が熾烈な戦いが繰り広げられています。そんな中注目が集まっているのが南米予選です。南米にはサッカー王国ブラジル、世界最高峰のプレイヤーのメッシを擁するアルゼンチンとひしめき合う大陸ですが現在アルゼンチンが6位と大きく出遅れています。何故そうなってしまったのか?
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ひとつめは重要なホーム戦を2つ落とした事です。
南米最終予選の初戦であるエクアドル戦はまさかの0-2で落とした事が今大会不調の要因となっています。
そしてそこからパラグアイ、ブラジルと対戦し3戦終了時には0勝2分けという結果になってしまいました。

ようやく勝利したのは4戦目のアウェーでのコロンビア戦でした。このアウェーで勝利は大きく選手達もホッとしたでしょう。
続いて5戦目のチリにもアウェーで1-2と勝利し、6戦目のボリビアにもホームで2-0と勝利、7戦目のウルグアイにもホームで1-0と3連勝を収め波に乗ったのかと思いました。
8戦目ベネズエラ、9戦目ペルーのアウェー連戦を共に2-2の引き分けで終え更に10戦目のパラグアイを迎えたホーム戦で0-1とまさかに敗戦。
これにより重要なホーム戦を2試合落とした事で南米予選低迷を招いているのです。
1位 ブラジル 21 +14
2位 ウルグアイ 20 +14
3位 エクアドル 17 +4
4位 コロンビア 17 +3
5位 チリ 16 +2
6位 アルゼンチン 16 +2
7位 パラグアイ 15 -2
8位 ペルー 11 -3
9位 ボリビア 4 -17
10位 ベネズエラ 2 -17
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ふたつめは南米最終予選で9位に付けているボリビアに選手登録ミスが発生し異例の没収試合が発生しました。
没収試合というのは試合結果が変更となり対戦相手が3-0で勝利したという扱いに変更されます。
今回没収試合の対象になったのが2試合あります。
第7節 ボリビア 2-0 ペルー
第8節 チリ 0-0 ボリビア
が共に変更になり
第7節 ボリビア 0-3 ペルー
第8節 チリ 3-0 ボリビア
となってしまいました。
アルゼンチン戦は特に変更は無かったのですがボリビアに引き分けていたチリに勝点2が加えられアルゼンチンがワールドカップ出場圏外の6位になってしまったのです。
また、予選終盤になると得失点差が響きます。
3-0というスコアはそうゆう意味ででもチリには大きくプラスになるでしょう。
ちなみに今回ボリビアには勝点の剥奪と罰金約128万円が課せられました。
現在の順位表をみても3位から7位までの勝点が2点以内とかなりの大混戦なんです。
ひとつ勝てば圏内、ひとつ負ければ圏外と毎試合の結果により順位に変動が起きます。
残りは8試合なので先ずはホーム戦を落とさない。
アウェーではしっかり引き分け以上で終えるという事がワールドカップ出場に向けて重要な事でしょう。
予想では勝点33以上を取れればワールドカップ出場圏内には入れそうなのでアルゼンチンは残りの試合を5勝1敗2分けくらいがギリギリのラインでは無いでしょうか?
ん~。改めてみると結構厳しいですね。
とにかく南米予選は今後白熱した試合になる為、サッカーファンには見応えのある試合になりそうですね。
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