
先日、アメリカは大リーグの「シアトルマーリンズ」の若きエース、ホセ・フェルナンデス投手(享年24)の事故死が発表されとても話題になりました。球団は今回の件に関し今後彼が付けていた背番号16を付ける選手がいないと判断し永久欠番とする意向を示したそうです。
日本球界にも存在する。永久欠番って?
そもそも永久欠番とは球団に対して多大なる功績を残した人物が使用していた背番号を賞賛し、その人物以外に使用が出来なくなっていることを言います。日本球界にも多数の永久欠番が存在しますので設定された年と一緒に振り返って見ましょう。
読売ジャイアンツ(6名)
背番号1 1989年 王貞治
背番号3 1974年 長嶋茂雄
背番号4 1947年 黒沢俊夫(球界初の永久欠番者)
背番号14 1947年 沢村栄治(球界初の永久欠番者)
背番号16 1965年 川上哲治
背番号34 1970年 金田正一
背番号3 1974年 長嶋茂雄
背番号4 1947年 黒沢俊夫(球界初の永久欠番者)
背番号14 1947年 沢村栄治(球界初の永久欠番者)
背番号16 1965年 川上哲治
背番号34 1970年 金田正一
阪神タイガース(3名)
背番号10 1958年 藤村富美男
背番号11 1972年 村山実
背番号23 1987年 吉田義男
背番号11 1972年 村山実
背番号23 1987年 吉田義男
中日ドラゴンズ(2名)
背番号10 1960年 服部受弘
背番号15 1959年 西沢道夫
背番号15 1959年 西沢道夫
広島東洋カープ(2名)
背番号3 1987年 衣笠祥雄
背番号8 1986年 山本浩二
背番号8 1986年 山本浩二
埼玉西武ライオンズ(1名)
背番号24 2012年 稲尾和久
日本ハムファイターズ(1名)
背番号100 2009年 大社義規(オーナー)
東北楽天ゴールデンイーグルス(1名)
背番号10 2004年 イーグルス・ファン
(代表として球団マスコットクラッチが付けている)
(代表として球団マスコットクラッチが付けている)

出典:Wikipedia
以上が永久欠番であるが意外な事に圧倒的にセリーグが多い。パリーグに至っては選手として認められている永久欠番は埼玉西武ライオンズに所属していた「稲尾和久」のみとなっている。しかし野球界にはまだまだ功績度の高い選手などが多く存在します。
これ以外にもある準永久欠番
上記で記載した選手以外にも多くの功績を残した選手はまだまだ居ます。そんな選手を「名誉選手」「準永久欠番」として球団が公式として発表している選手がいます。
名誉選手及び準永久欠番として認められている選手
背番号55 松井秀喜(読売ジャイアンツ)
背番号6 金本知憲(阪神タイガース)
背番号31 掛布雅之(阪神タイガース)
背番号51 イチロー(オリックスバファローズ)など
背番号6 金本知憲(阪神タイガース)
背番号31 掛布雅之(阪神タイガース)
背番号51 イチロー(オリックスバファローズ)など
2015年にトリプルスリーを達成した山田哲人は今年からヤクルトスワローズで背番号1の準永久欠番を付けてプレーしているのだが2年連続トリプルスリーをほぼ確実としている。
又、国内では「審判員」や「アマチュア選手」にも永久欠番が存在し海外でもアメリカや韓国、台湾でも同様に永久欠番の対象となるプロ選手が存在する。
今後は背番号にも注目して見るのも野球を楽しむ方法の一つかも知れない。