はしか(麻疹)の症状と感染経路は?予防や対策と潜伏期間はどのくらい?

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ゴールデンウィークに向けてお出掛けの予定を立てている方々がいらっしゃると思いますがそんな旅行シーズンに気を付けておきたいニュースがありました。なんと「はしか」感染する人が急増しており沖縄県や愛知県で被害が拡大中との事です。いったい「はしか」とはどんな症状なのか?潜伏期間は?そして感染しない為にどんな予防や対策があるのか?さっそく調べて見たいと思います。

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はしかの症状とは?

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沖縄や愛知で「はしか」に感染したという症例が報告されています。

全国的にまだまだ被害拡大が予想されるという事ですが果たして大丈夫でしょうか?

今日はそんな「はしか」という病気について触れて行きたいと思います。

ところで皆さんは「はしか」に感染した人がどの様な症状を訴えているのかご存知でしょうか?

先ずは「はしか」について良く調べて見たいと思います。

そもそも「はしか」という病気は和名であり正式には麻疹(ましん)と言うそうです。

症状についても経過と共に体調が変化して行きます。

初期段階ではカタル期と呼ばれます。

【カタル期の症状や特徴】

ウイルス感染症の一種であり麻疹ウイルスによって急性熱性発疹性疾患を引き起こし症状については多くが発熱や咳などのから始まり38℃前後の発熱を2~4日間ほど引き起こします。

更には倦怠感や結膜炎症状といった結膜炎目の充血なども現れるそうです。

初期段階のカタル期では風邪やインフルエンザなどと似ていますが経過と共に違った症状が現れるのが特徴ですね。

その後、熱が下がると口の中に直径1mm程度の少し膨らんだ白色小斑点(コプリック斑)と呼ばれるものが現れるそうです。

【発疹期の症状や特徴】

口の中に異物を感じると半日ほどで熱が再度上がってきます。

39℃~40℃と言った高熱を発症し体中に発疹が出現します。

発疹はあらゆるところに出現し体幹や顔面、四肢の末梢にまで身体全体を覆うようになってしまいます。

更に、乳幼児では消化器系が弱くなり下痢や腹痛なども訴える人が少なくないそうです。

はしかと風邪は初期段階では少し似ていますので熱が高い場合は病院で診察する事が大事となりそうです。

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はしかの感染経路

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では「はしか」はどの様に感染するのでしょうか?

調べて見るとかなり強い感染力を持っている事が分かります。

その感染力はきわめて強く、その感染経路は空気感染をはじめとして飛沫感染・接触感染と多彩である。(空気感染もするので、たとえ患者に触れなくても、たとえ飛沫を浴びなくても、ただ患者がいる部屋の空気を吸うだけでも感染しうる。)

具体的に言うとインフルエンザの約10~20倍近くの感染力を持っているそうです。

これはとても強い感染力ですので近隣で「はしか」の症例がある場合は十分に注意が必要ですね。

潜伏期間はどのくらい?

もし「はしか」に感染しまった場合はどのくらいの期間で発症するのでしょうか?

「はしか」には潜伏期間があります。

症状が発症するまでに個人差はありますが7日~14日間程度かかると言われています。

つまり「はしか」に感染した人と接触したとしても直ぐに発症する訳ではありません。

なので気付かないうちにじわじわと被害が拡大して行くようです。

はしか予防や対策はあるのか?

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では最終的に予防や対策はあるのでしょうか?

予防策として唯一あるのが【ワクチンの接種】となっています。

つまり予防接種でしか回避出来ないという事になります。

殆どの人が小さい頃に「はしかの予防接種」を受けているでしょう。

しかしどうやらワクチンがほとんど接種されなかった時代というのが存在しているそうです。

2018年時点で26歳以上の人々でワクチン接種を受けた人は約半数なのに対し、37歳以上の世代ではわずか20%ほどであり、さらに上の世代ではわずか10%ほどの人しか受けておらず、(この2018年時点で38歳~40歳あたり以上

中年層から高齢層に掛けワクチン接種を受けていないという方々がいらっしゃる様です。

マスクや手洗いうがいだけの対策では限界があるそうです。

予防接種も1回だけでは無く2回受けた場合の方がかなりの確率で免疫が作られると言われています。

まとめ

という事で「はしか」について纏めて見ました。

インフルエンザよりも感染力が強いという事で驚きましたが放って置くと肺炎なども引き起こすそうなのでやはり早期治療が必要ですね。

以上参考にして見て下さい。

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