
平昌オリンピックが開会式を前に早くも一部の競技がスタートしています。しかしさっそくそんな中で一つの国旗についてネットで話題となっている様です。その国旗とはオリンピックマークです。いったいなぜ五輪マークが使われているのか?その理由や意味とは?OARと記載されているワッペンとは?もし金メダルを獲った場合はどうなるの?気になる疑問について調べて見る事にしました。
オリンピックマークの国旗はどこ?
色々と問題視されている平昌五輪ですが何とか無事に開幕となりました。
しかし開会式を前にさっそく一部の競技がスタートするとネットではオリンピックマークの出場者について話題となっています。
なぜ国旗の代わりにオリンピックマークを使用しているのでしょうか?
どうして自国の国旗では無いのでしょうか?
そんな疑問について触れて見たいと思います。
先ず一部の競技者がオリンピックマークを使用している理由は『個人資格』での出場となっているからです。
ある理由によって自国からオリンピックへの参加が出来ない状態であり個人としてオリンピックへ参加しているという事です。
過去にも政治的理由により『旧ユーゴスラビア』『東ティモール』『クウェート』などがオリンピックマークを国旗代わりとして出場していました。
そして今回の平昌オリンピックではスポーツの強豪国である『ロシア』が2016年に国家ぐるみでのドーピング使用が発覚した為に『ロシア人選手=オリンピックマーク』での参加となっています。
胸には「 OLYMPIC ATHLETE FROM RUSSIA」と記載されたワッペンもつけられ 「ロシアからの五輪選手」の意味で、略称は「OAR」となります。
ちなみに個人資格となればスポンサーも付かなければ表彰台に立っても国歌が流れることは有りません。
かなり厳しい条件の中での出場となる事は間違い無さそうですね。
豪華目の学校ジャージ(ロシアンジャージが恋しい) pic.twitter.com/ICaZbyrsyB
— 猫大福 (@nekodaifuku1) 2018年2月9日
防寒具もちょっと寂しいですね。
でも気になるのが個人資格のロシア選手が金メダルを獲得したらどうなるの?
表彰式ってどうなるのかな?
国歌は流れるのか?
その場合は国旗代わりのオリンピックマークが掲揚され国歌の代わりにオリンピック賛歌が流れるそうです。
過去には夏季五輪でクウェート国籍の選手が射撃で金メダルを獲得した例もあるので今回の平昌五輪でもそうゆう場面が見られるかも知れません。
五輪の意味とは?
ところでオリンピックマークの五輪にはどんな意味があるのかご存知でしょうか?
単色または五色(左から青・黄・黒・緑・赤)の輪を重ねて連結した形にはこんな意味があるそうです。
ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの五大陸と、その相互の結合、連帯を意味している
つまり五輪の輪っか一つずつが各大陸を意味しそれぞれの人種がスポーツを通じて手を取り合い仲良くしましょうという事なんです。
世界の祭典として注目が集まる国際的なイベントなだけに政治的な関わりやドーピングや暴力などの禁止事項での違反や処分でつまらない大会になってはいけません!
例え納得行く演技や結果が出なかったとしても一生懸命な選手は必然的に応援されると思います。
まとめ
という事で話題になっているオリンピックマークの意味などについて調べてみました。
たしかにオリンピックで普段見慣れない国旗とか出てくるのでちょっとビックリしますよね。
特に冬季五輪はヨーロッパの北欧地区、夏季五輪はアフリカ勢の活躍が目立ちます。
小さい子供たちからもここはどこの国?なんて質問されると思いますがオリンピックマークについても覚えて置いた方が良さそうですね。
以上参考にしてみて下さい。