
皆さんはハクビシンという生物をご存知でしょうか?とても可愛いらしい名前で見た目もタヌキっぽいんですが実は東京都内では屋根裏に生息し被害を被る方々たちも多いんです。そんなハクビシンってどんな生き物なの?について生態や被害状況などについて迫って行きたいと思います。すぐ側に潜んでいる危険性とは何なのか?
ハクビシンとは?
出典:Wikipedia
一見タヌキの様に見えますがネコ目(食肉目)ジャコウネコ科の部類に入ります。
日本に唯一存在するジャコウネコ科の外来種なんだそうです。
体長は60㎝くらいでとても身のこなしが軽やかです。
基本的には雑食で植物、木の実、虫など何でも食べます。
多くは山に生息していますが現在東京都内でも生息が確認されておりどこでも生息出来る見たいです。
その出現場所というのが・・・
屋根裏です。
屋根裏というのは外敵も少なく雨にも濡れないので繁殖するには持って来いの場所なんです。
自然界には無い場所ですからね。人間の住む世界で安全な場所を発見してしまったんですね。
これはハクビシンにとっては大変ありがたい事なんですけど人間にとっては大迷惑です。
しかも繁殖は年に1回平均2~3頭ほど出産します。(妊娠期間は2ヶ月)
これだけ繁殖能力も高いので簡単に増えて行くんですね。
寿命についてはハッキリとしていませんが最高24才まで生きたという例もあります。
では一体屋根裏を住処にしてどんな被害を被っているのでしょうか?
どんな被害がある?
主に屋根裏を住処とする為、「糞や尿から起こる異臭」「断熱材を破られる」「天井に穴が空く(雨漏りも)」「ダニやノミによる環境被害」という事が多いんです。
基本的には夜行性という事なので人にバレずに生活している可能性も十分考えられます。
では気付くためにはどうしたら良いのか?
ちょっとした異変に気付くことが大事なので以下の項目をチェックして見て下さい。
- 夜中に天井裏で足音など騒がしい音がする
- 家の周りに動物の足あとがある
- 天井にシミができて糞尿の匂いがする
- ニャーニャー・ギャーギャーという鳴き声がする
- ネズミよりも大きな動物の影を見かけたがネコではなさそう
- 近所でハクビシンの被害があった
因みに足跡は指が5本(タヌキは4本)なので特徴的な形になっています。
もしこう言ったものがあった場合は要チェックという事なので専門家に相談をオススメ致します。
まとめ
もともと日本にはいない外来種というのが増えて来ています。
ペットとして持ち込まれた生き物が逃げ出したり捨てられたりして繁殖して行くというケースが珍しくありません。
ペットを飼う家庭はしっかりと責任を持って育てなくてはいけません。
以上参考にして見て下さい。