
フォーラーネグレリアと聞いても全くピンと来ないんですがまるで映画の世界を彷彿とさせる様な出来事が現実にも有りました。その驚異的な致死率98%を誇る恐怖のアメーバはいったいどこに潜んでいるのか?日本にも存在するのか?色々と恐る恐る掘り下げて行くと少しずつ正体が分かって来たのです。そんなアメーバに対する対策や予防策はあるの?それでは早速『フォーラーネグレリア』についてまとめていきたいと思います。
フォーラーネグレリアとは?
殺人アメーバとして人類を恐怖にさらす得体の知れないアメーバは人間の脳内に入ると致死率98%と言われる驚異の殺人能力を発揮します。
それでも感染率は極めて低く仮にアメーバに汚染された水を飲んでも平気な事が多いそうです。
しかし、
感染の原因について現段階で分かっていることは鼻の粘膜から侵入感染し神経繊維をたどって脳に行くそうです。
感染すると初期段階は嗅覚の変化(匂いや味)が起こり、続いて症状が進行するに連れ吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などが起こり最終的には昏睡して死に至るケースが殆どなんです。
その期間がわずか10日間ほどと言うのですからまさに驚異です。
段々調べるのが怖く無ってきました・・・。
出典:Wikipediaより
普通アメーバなんて学生時代に顕微鏡で見た位ですからね。
そんな事を急に言われてもどうすれば良いんだよ!
どこに生息しているのか?何に気を付ければ良いのか?を探ってみました。
生息地域は?
フォーラーネグレリアは日本、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ等で発見されています。
アメーバは温かい淡水を好むため、夏場の池、湖、温泉、プールなどは注意が必要との事です。
えっ?日本にもいるの?ちょっと驚きました。
もっと詳しく説明すると淡水とは真水に近いことで塩素消毒や塩分濃度が低い水の事です。
特に注意したいのは夏場の湖や池となります。
2014年時にはアメリカのルイジアナ州の水道水からも検出された事案もあります。その時に実際二人の男女が亡くなっておりどうやら鼻洗浄器を使用した際に感染した可能性が高いと言う事が分かりました。
日本でも1996年11月に佐賀県鳥栖市で25歳女性が発症した事が唯一の感染例となっています。
またフォーラーネグレリアは25~35℃ほどの温水環境で見付かる事が多いとの事です。
プールや海水は比較的繁殖しにくいそうですよ。
予防方法は?
フォーラーネグレリアから身を守るために有効とされている対策が『鼻クリップ』という事です。
鼻クリップ?
あんまり馴染みの言葉だったのですが『シンクロナイズドスイミング』で使用されているやつの事だそうです。
しかし普段の生活で鼻クリップをしている人なんか見たこと無いですよね。
そこで簡単に注意店をまとめると
・温度の高い淡水には気を付ける(温泉、湖など)
・泳ぐ際はノーズクリップを使用する
・淡水に顔を付けない(特に鼻に水が入らない様に)
などに気を付けて下さい。
まとめ
なんだか細菌兵器みたいになっていますが感染率は極めて低いそうですが感染してしまった場合はほぼ助からないんです。
日本の発症例は1件のみという事ですが温暖化が続く気象の中ではアメーバが繁殖する確率が高まってきますので知識として知って置いた方が良さそうですね。
特に海外に行った際には十分水には気を付けて下さい。
以上参考にして見て下さい。