
タイコブラ?何故だか名前だけで十分危険と思われるコブラの一種ですが食べると美味いと聞くと更に驚きます。「キモうまグルメ IN THE WORLD」でアンガールズ田中さんが田んぼに潜む全長1mの殺し屋・タイコブラの捕獲に挑むという事ですから過酷さが十分伝わって来ます。とは言えコブラと言えば毒蛇じゃないの?食べても大丈夫なの?色々と気になる事がありますよね。そんなキモうまグルメと調理方法について調査してみたいと思います。
タイコブラ
キングコブラなら聞いた事がありますけどタイコブラなんて初めて聞きました。
そしてこちらがそのタイコブラだそうです。
言うまでもなく毒蛇コブラの代表種です。アジアに分布し、いわゆるフードを広げ咬蛇姿勢をとるコブラらしいコブラは、キングコブラ以外は以前はインドコブラNaja naja であり、分布によって亜種分けがされていましたが、現在はそれぞれを独立種として21種(アフリカ産を含む)が知られています。
見た目は普通のコブラですがキングコブラよりもやや小さめです。
しかしやっぱり予想通り危険な毒蛇でしたね。
しかしコブラって見るだけだと格好良くないですか!?
フードと呼ばれる頭が膨らんだ部分に強さと蛇らしさ?を感じます。(私だけですかね?)
大きさは1.5m~2m程ですので成人男性より大きい場合があります。
また、卵生で5~20個の卵を産み、50~60日程度で孵化するとの事です。
繁殖してしまうと怖いですね・・・。
危険度ランキング
ちなみに毒蛇に関してまとめているサイトがありました。
致死量で見るヘビの毒の強さランキング40(危険なヘビ画像集)
その中でランキングは22位という事です。
なんだ22位ならそんな強く無いんじゃない?と侮っては行けません。
なんせ1匹に付き成人(60kg)を51人以上殺せる毒を持っているんです。
マジでヤバイやつじゃん!
LD50(半致死量): 0.24mg/kg
毒量: 742mg
殺せるネズミの数: 154583匹
殺せる人間の数(体重60kg): 51.5人
生息域: タイ、インド、中国などタイにおいて、咬傷による死亡率が最も高いヘビである。
タイコブラの毒は神経毒で、身体をマヒさせ呼吸困難を引き起こし、死に至らしめる。
その毒は即効性で、咬まれてから60分ほどで亡くなるケースも報告されている。
そのため、迅速な治療が施される必要がある。
ちなみに1位は『ナイリクタイパン』という蛇でした。
1匹で成人を360人以上殺せる毒を持っているそうです。
しかし臆病な性格からあまり人が住む地域には生息していないそうで安心しました。
タイコブラ料理
さすがの田中さんも「こんなの食べられる訳ないじゃん!」と逃げ出すくらいインパクトある料理ですが実はタイや中国では意外にも蛇はスープなどにして食される事が多いとの事です。
今回は恐らくTV用に顔だけ残していますが本来であれば切断して顔は食べない見たいですね。
しかし調べて見るとこんな恐ろしい事件もありました。
中国・広東省でヘビ汁を作るためにタイコブラを調理していた料理人の男性が、頭を落としてから20分以上たったタイコブラにかみつかれ、死亡した。現地の報道によると、切り落としたコブラの頭部を捨てたゴミ箱に料理人が手を入れてしまったという。
蛇こわっ!
その他には『蛇のチャーハン』『蛇の唐揚げ』『茹で蛇』『蛇の春巻き』なんてものもあるそうです。果たして美味しいんですかね?ちょっと味が気になります。
ベトナムではコブラを扱う料理店もあるそうでこうして炒め物で出てくるみたいです。
めっちゃヘビなんですけど・・・。(汗)
食べても平気なの?
毒蛇なのに食べても平気なの?って思う方もいると思います。しかしヘビの毒は頭部の牙から毒を噴射するとの事で体部の肉は問題無く食べられるそうです。
しかし猛毒を持ったコブラなどに関しては調理や飼育に関して特別な許可が必要とされています。
素人の知識では飼育すら出来ないという事でした。(飼いたい人はそんなに居ないと思いますが・・。)
まとめ
今回コブラでしたが日本でも古くからマムシなど毒蛇料理があったりします。
やはり珍味は美味しいんでしょうかね?
日本の珍味に関する記事が気になる方はコチラからご覧下さい
→幻の食材るっつとはどんな食材?見た目エグいが味はウマい調理方法は?
もし興味と勇気がある方は食して見て下さい。
以上参考になりましたか?