
イングランドプレミアリーグで活躍するサッカー岡崎慎司選手(30歳)が年間アジア国際最優秀選手賞を受賞した事を発表されました。アジアサッカー連盟が選ぶ海外で活躍する選手が対象となり選出されており日本人として長友佑都、香川真司に続き3人目の快挙となった。
岡崎慎司と言えば貪欲にゴールを狙うストライカーであり海外進出後に見る見る才能を開花させてきた人物である。今日は少し岡崎選手について振り返ってみましょう!
アジア国際最優秀選手賞に選ばれた理由
岡崎選手と言えば「利き足が頭」と言うほど小柄で有りながらダイビングヘッドや身体を投げ出しての献身的なプレーが持ち味です。
特にスプリント能力が優れており俊敏性が高い選手です。
スプリントって何って?と思う方に簡単に説明すると短い距離をダッシュする事です。
明確な基準は10~30メートルの距離を時速24キロメートル以上で走る事となっています。
幼少時代に兄の影響で始めたサッカーは徐々にその才能を開花させ高校1年生の時には静岡県でもサッカー強豪校である滝川第二高校でレギュラーを勝ち取るほどの実力でした。
高校1年生ながら全国高校選手権ではベスト4にまで上り詰めその時FWとして2トップを組んでいたのが実の兄である嵩弘さんだったのです。
1年生でレギュラーを勝ち取るなんて凄い実力の持ち主だったんですね!
その後プロのスカウトにも目がとまり清水エスパルスに入団しましたが当時の監督長谷川健太からは「FW8人中8番目の評価」と厳しい現実を突きつけられ出番も少なかったのです。
2008年頃からシーズンで途中出場ながら結果を残せる選手として評価も高まり年間10ゴールも達成し清水エスパルスのエースとなっていったのである。
2011年に海外進出しドイツブンデスリーガのシュツットガルトへ活動の場を移した。
その後、2013年には同じブンデスリーガのマインツへ移籍、2015年にはサッカー発祥の地であるイングランドはプレミアリーグのレスターへと移籍する事になった。
特にレスターでの活躍は世界を驚かすことになりました。
そもそもプレミアリーグとは133年の歴史のある中で1992年に再設立されています。
再設立後に優勝経験をしたチームはマンチェスターユナイテッド、ブラックバーンローバーズ、アーセナル、チェルシー、マンチェスターシティの5チームしかありません。
直近10年間ではマンチェスターユナイテッド、チェルシー、マンチェスターシティの3チームしか優勝経験が無かったのです。
そんなプレミアリーグの強豪チームを次々と撃破するまるで夢物語を平然とやってのけるチームの中心核に岡崎選手が居たのです。
そして彼の特徴であるスプリントはチームの戦術上理想的でぴったりの人材だったのです。
ラニエリ監督の目指すサッカーの中で守備から仕掛けるカウンター戦術はとても高度なものでした。
しかしレスターの選手は戦術理解度が高く守備から攻撃に移る瞬間(切り替え)が速かった。
前線からもプレッシャーを与えるFW岡崎選手はDFWとも言われまるでディフェンダーの様でもありました。
2015-16シーズン第35節スウォンジー戦で魅せたスプリント回数86回は異常な回数となっています。(当時Jリーグのスプリント最多回数が48回)
まさにチームを献身的に支える支柱であった事は間違いないし得点数以上にチームを優勝導いた功績が今回の受賞の要因であるだろう!
岡崎自身も初のタイトル獲得に嬉しい様子であった。
海外での反応や評価をまとめ
とにかく得点がなかなか取れないFWであっても岡崎選手の献身的なプレーを評価する海外のサポーターは多かった。
・岡崎が居ることでチームのバランスが取れる。
・岡崎は味方の動きを理解している。
・岡崎は相手チームが嫌がる事を平気でやってのける
などとレスターの中心選手として沢山の応援を送っています。
新しい選手の加入により岡崎選手の出場機会も心配されていますが試合に出られない悔しさをバネに乗り越えて欲しいと思います。
10月22日には久々のリーグ戦先発出場となり今季初得点も決めて調子を上げて来ているサムライストライカーはこれからも注目の存在だ!
Qualifying from group stage ✅
Top of the group ✅#UCL #LCFC pic.twitter.com/Ut0tSmMnmm— Christian Fuchs (@FuchsOfficial) 2016年11月22日
レスターでの気になる年俸は?
実は年俸については非公開となっているので詳しい数字は分かりません。
しかし岡崎選手はマインツからレスターに移籍する際に1000万ユーロ(約13億8200万円)支払われています。
世界最高峰の年俸に関する記事はこちらからどうぞ
→ガレス・ベイルの髪型に注目!年俸40億円のマンバンを画像で解説
調べて見ると少しずつ分かって来ました。
Jリーグ在籍時の清水エスパルス時代は3500万円
シュツットガルト時代は凡そ1億5000万円
マインツ時代は3億8000万円
レスターでは推定5億円と言われているそうです。
たしかにプレミアリーグを優勝に導く選手ですからまだまだ評価は高くなりそうですね!
以上参考にしてみて下さい。